*Ensembre"AMADEUS"Tama +++ 曲目解説(その他) +++

行進曲 K408-3 (K.383F)

 

モーツァルトはいくつもの行進曲を作曲しております。行進曲、と申しますと、軍隊調の勇しいイメージを持つ方も多いかと思われますが、モーツァルトの時代はもはやそうした意味は薄れて旋律などに工夫を凝らした音楽的なものが生まれています。こうした種類の行進曲としては、さらに時代を下ったメンデルスゾーンの「結婚行進曲」やショパンの「葬送行進曲」などが有名でしょう。モーツァルトの行進曲は、貴族のパーティーの始まりや終わりを告げる目的のものがほとんどで、明るく、軽快に作られています。
 本日は、演奏会の幕開けとして1782年にモーツァルトが26歳の時に書いた作品を演奏します。冒頭の堂々としたフレーズと、そのすぐ後にでてくるどこ かかわいらしいフレーズが対照的に配されているのが特徴です。(竹野篤志)

2005(C) K.Tanabe(t-plans), Since 1998.12/20, All Rights Reserved.