*Ensembre"AMADEUS"Tama +++ 曲目解説(その他) +++

モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」k.165(158a)

 

モーツァルトが生まれたザルツブルグは実はローマ法王が統治していた直轄領で、したがってザルルブルグ時代の作品にはかなりの数の教会用音楽があります。最初は惜しみなく才能を発揮して素晴らしい作品を提供していたモーツァルトですが、ときに彼の音楽は美しすぎて「世俗的」と的外れの非難をされていたようであります。 「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」(原題はExsultate,jubilate)は、モーツァルト17歳の時の作品です。彼がミラノを旅行した際に、当地のカストラート(去勢した男性のソプラノ)の為に作曲したといわれています。3楽章の「アレルヤ」が非常に有名ですが、1楽章と2楽章との間に短いレチタティーヴォを配したこの曲は、宗教曲というよりもむしろ、オペラ・アリアといったほうが似つかわしい感じがします。(竹野篤志)

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