交響曲第1番 変ホ長調 K.16
1.Allegro 〜 2.Andante 〜 3.Presto モーツァルトは数多くの交響曲を残しました。その数は旧全集版では41曲となっていますが、これはベートーヴェン以降の19世紀的スタイルで書かれたもののみのカウントであって、当時のスタイルで書かれたいわゆるシンフォニア(多声部による器楽曲)は、この数をはるかに超え、ホグウッドの録音を例にとると70曲ちかくになってしまいます。 それはともかく。その数多い交響曲のうち最初のものが作曲されたのは1764年、モーツァルト8歳の時と考えられています。楽曲のスタイルは"イタリア式"といわれる急−緩−急の3楽章形式。楽器編成はオーボエ、ホルン各2本と弦楽器群。これは同じ時期に作曲された他の交響曲にも共通する特徴です。 この交響曲はシンプルながら天才児モーツァルトのあっけらかんとした明るさがあふれる躍動感のある、楽しい曲です。これを今で言う小学校低学年の子どもが作曲したとは。そういった部分も踏まえて、ぜひお楽しみください。(田邉 恭)| NEXT >> |
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