交響曲第27番ト長調K.199(K.161b)
この交響曲は1773年、モーツァルトが17歳の時に生地ザルツブルグにて書かれました。この時彼はイタリア旅行から帰ってきたばかり。その影響からか、冒頭からイタリア風のさわやかな旋律が流れ出ます。一方、数ヵ月後にモーツァルトが訪れることになるウィーンでは、折りしもハイドンが交響曲を連作しはじめておりました。構成力ある内容と優美な旋律。モーツァルトはハイドンの交響曲を耳にしたのでしょうか、2楽章にはいるとイタリアとウィーン(特にハイドン)の様式が混じり合います。そして3が苦笑は完全なウィーン風。2声のヴァイオリンがそれぞれ別の旋律を奏する冒頭部分からしてハイドンの交響曲のフィナーレを思わせます。実際この楽章だけはウィーンへの旅行から帰ってきた後に書かれたのだとする説もあるくらいです。 本日はこの交響曲を投じのオーケストラの形態を考えて18人という小さい編成でお送りいたします。(竹野篤志)
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